わたしの手帳

日々の思うことや触れたものの感想など、雑多に書きます。鬱病と闘っているので、そのことも書いていきたいです。

サンタクロースはいましたか

クリスマスでした。

プレゼントを貰う歳でもなく贈る子どもも身近にいない私としては、もっぱらおいしいケーキが食べられる日です。この時期限定のケーキが毎年たくさん出るので甘党としては嬉しい限り。

 

こどものころにサンタクロースを信じていた人ってやっぱり多いのでしょうか。

実のところ私には「本当にサンタクロースがいる」と思っていた時期がありません。

「サンタ」という存在は、絵本の登場人物として知りました。いつのことだったかはっきりとはわかりませんが、幼稚園の絵本に載っていた挿絵をぼんやりと覚えています。聖ニコラウスのことが書いてあって、「聖」の字に「セント」とルビがふられていたような気がします。しかし、幼稚園児が読む絵本にそんな難しい漢字があるでしょうか……ちょっと疑問なので、これは小学生以降の記憶が混じっているのかもしれませんが。

クリスマスというのは、このサンタのお話になぞらえて子どもがプレゼントを貰えるらしい、という認識だったのです。実際我が家では「クリスマスは好きなものをひとつ買ってあげる」と言われていて、親と一緒におもちゃ屋さんにいって自分でプレゼントを選んでいました。

大分成長してから友達と「いつまでサンタ信じてた?」という話をしたとき、昔は本気で信じていたという子が多くてびっくりしたものです。

 

ところで、日本ではいつからこんなにクリスマスが普及したのでしょう。キリスト教徒でもなんでもない人が多いのに、年の瀬の一大イベントとしてすっかり浸透していてよく考えてみれば不思議なお祭りです。昭和初期頃には結構知られていた、と聞いたことがありますが、これはそのうちじっくり調べてみようかと思います。

個人的には、子どもの頃はプレゼントが貰えたり、ケーキを食べたりする良い機会ができたので嬉しいな!ってくらいです。